
美容整形の信用性
メラニン色素は皮膚組織を強化しようとがんばっているわけです。
ところが、紫外線などの刺激がなくなったあとも、メラニン色素が皮膚上に居座って、肌の大敵であるシミとなって残ってしまうのです。
1方、ケラチン層が強固になり、厚い状態になれば、皮膚組織は弾力を失ってシワの原因になりますから、いずれにせよ紫外線は肌の大敵です。
老化現象としての色素沈着である老人性ゆうぜいは、顔面や露出部によくでてきます。
大きさは米粒大から親指大までさまざまで、色については通常褐色ですが、これもまた濃淡さまざまです。
ほかにも炎症後の色素沈着、扁平母斑、肝斑、老人性色素斑などがあります。
ソバカスの大きさはさまざまで、直径が2〜3ミリ程度です。
色は茶褐色か黒褐色で、その形もいろいろです。
顔面は目の下から頬骨のあたりにでることが多く、これもまた表皮基底細胞にメラニン色素が増加して起こります。
シミとおなじく、男性より女性にで、5、6歳ごろにではじめ、思春期になって色が濃くなり目立つようになります。
とくに妊娠中や生理期間中に症状が悪化することがあります。
1般に、色白の人に出易く、優性遺伝します。
顔面だけでなく、手の甲、上腕、肩など日のあたるところにみられ、夏に色が濃くなります。
シミといってもさまざまで、1般に私たちがシミと呼んでいるものは、つぎの通りです。
肝斑 老人性ゆうぜい 炎症後色素沈着 扁平母斑 老人性色素斑 これらのシミは種類によって治療法が異なります。
シミに有効な治療法として、内科的治療法(内服薬・外用薬)、外科的治療法(レーザー治療)、内科・外科の中間的治療法(ケミカルヒーリング)の3つがあります。
したがって、シミの種類に応じて併用すれば効果的です。
肝斑は、30代の女性の頬に左右対称に表われてくる薄いシミです。
ストレス、紫外線、ピルなどが誘因となります。
当院でも最も相談の多いシミです。
どちらかといえば、薄いシミである肝斑は、レーザーではぜったい取れません。
レーザーを照射することによって、以前よりもかえって濃くなるケースもあります。
内科的治療が非常に有効です。
ケミカルピーリングも著効を示します。
レーザーまたは電気分解でしか取れないシミの代表として、老人性ゆうぜいがあげられます。
レーザーが、濃度の高い症状である老人性色素沈着などに吸収されやすいためです。
また、電気分解も有効です。
外科的に短時間で治療ができます。
炎症後の色素沈着には、ケミカルヒーリングがかなり有効です。
内科的治療をプラスすることによって、見違えるほど治療効果がアップします。
扁平母斑は1般的に茶アザと呼ばれていますが、これにはレーザーが有効です。
定期的に何回かレーザーを当てるうちに、アザが薄くなる患者さんも中にはいます。
再発することが多く、完全に消失させるのがむずかしい場合も少なくありません。
肝斑はシミのなかでも、臨床上いちばん受診率の高いシミです。
顔にできた薄い褐色の色素斑を取ってほしいという希望者が増えています。
このシミは頬や額に左右対称にでて、境界がはっきりしており、かゆみなど症状はありません。
もともとシミで受診する患者さんの多くは、レーザーを照射すれば簡単に治ってしまうと考えてクリニックを訪れます。
それほど単純ではないことを、私はまず患者さんに説明することにしています。
肝斑にたいして、レーザー照射は効果が期待できません。
レーザーを照射すれば、どの程度治療効果があるか、照射後の状態はどう変化するか、再発するのかしないのかなど、医師はくわしく説明する必要があります。
少なくとも、医師側もつぎの事項について、患者さんに明確にすべきでしょう。
原則として、レーザー照射・フォトフェイシャル治療は行なわない。
紫外線をできるだけ患部に当てないように注意する。
シミは完全に消失するわけではない。
内科的治療・ケミカルピーリングービタミンC誘導体塗布を最優先させる。
短期間での治療は困難。
最低でも3か月の治療期間を考え、治療プランを立てる。
当クリニックでは、3か月コースを最低単位として治療しています。
あくまでも内科的に治療しようという方法です。
シミの治療には根気が必要で、効果が実感できるまでに、3〜6か月くらいかかるとお考えください。
私は、診察を行なう度に、患者さんの皮膚の状態、シミの程度、部位、シミの大きさなどを考慮してシミ取りクリームを作っています。
既製品とは違って、1人1人の肌にぴったり合った医師調合の新開発のシミ取りクリームです。
有名化粧品メーカーのホワイトニング専用化粧品は、薬事法の関係で効果がほとんど期待できないのが現状でしょう。
当クリニックのホワイトニングクリームは、化粧品では太刀打ちできない医薬品としての効果が期待できます。
当クリニックのホワイトニングクリームに配合されている成分はつぎの通りです。
ハイドロキノン10ビタミンC誘導体、油溶性甘草エキス、アロエエキス、ビタミンA誘導体 お渡しするクリームはわずか5グラムですが、爪楊枝の先で薄くシミの部分にすり込んで使用します。
1日1〜2回を目安にすれば、2上2か月は使用できる量です。
このシミとりクリームは市販では手に入りません。
このシミ取りクリームを使用して、シミが薄くなったと自覚できるまで、約3〜6か月かかります。
早い方では1〜2か月位ではっきりした結果がでてきます。
できれば6か月以上継続することをお勧めします。
シミ取りの効果を実感してみてください。
最近、ドクターズコスメという言葉を聞くことが多くなりました。
数々の雑誌、テレビ番組で従来の化粧品とは違ったコンセプトで作られた化粧品の紹介が行われています。
専門医が開発した化粧品です。
大手の化粧品メーカーの化粧品とは違った特徴があります。
化粧品に機能を追求した機能性化粧品です。
その中でも特に、ビタミンC誘導体ローションは最も有名です。
また、ビタミンC誘導体が商品化されたのは数年前のことです。
臨床的な開発、学会発表はI野宏先生によって数多く行われてきました。
I野先生はビタミンC誘導体が持つ効果の中でも特にニキビとニキビ痕に対する効果に注目しました。
数多くの臨床症例から多くの事実を発見して製品化を行ったのです。
私のクリニックでもビタミンC誘導体ローションの臨床データを収集しました。
老化やニキビの原因とも言われている活性酸素をビタミンC誘導体は強力に除去する作用があります。
ビタミンC誘導体の多くの効果には多くの医師が注目しています。
ニキビやシミだけでなく小ジワ、毛穴の開いた状態の改善にも大きな効果が見られます。
ビタミンC誘導体ローションを使用していると肌のキメも細かくなり化粧のりも大変良くなります。
高濃度のビタミンC誘導体ほど高い効果が期待できるのですが、あまり高濃度なものはかえって肌に刺激を与えたり、不安定になり酸化したりします。
クリニックでも8%、10%のビタミンC誘導体を調合したのですが、刺激が強くどんな肌の人にも合うわけではありませんでした。
濃度をいろいろ変えて臨床的な効果を見たところ、5%の濃度のビタミンC誘導体が効果も安定性も最も高く刺激がほとんど無い安心できる濃度ということがわかりました。
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